2022年 8月更新の新作情報
夏の新作の続きをアップしました。ほんとは同時期に出したかった紅型風熱帯魚の帯留めのクリアな樹脂バージョン、そして小さなもみじのパーツを組み合わせて紅葉した枝を表現した帯飾りです。
※ご注文者全員プレゼント「アマビエ根付」続けます。
一度アマビエご希望された方、2回目以降のご注文時もアマビエご希望して頂いても大丈夫です。
紅型風熱帯魚の帯留めクリア
紅型風熱帯魚の帯留めとデザインは同じですが、夏らしくポリエステル樹脂の透明感を活かした一回り小さいバージョンです。
チョウチョウウオ風の熱帯魚の表面にレリーフ状に模様を描き、魚の部分は透明感のある樹脂を4色のグラデーションにしています。
紅型染は隈取と言って色に濃淡が付くことで奥行きや柄の立体感を出しますが、この帯留めにも紅型っぽい色合いのグラデーションを表現してみました。
琉球絣や紅型で南国情緒豊かに装う時に、一緒にお使いいただければ統一感のあるコーデになると思います。
また、着画は若向けのリーズナブルな浴衣で、貝殻やヒトデの柄が所々に配置されているものですが、そんな水や海のモチーフを描いた浴衣等と一緒にお使いいただければ夏らしいマリンルックコーデにもなります。
夏ならではのモチーフですので自由な発想でお楽しみください。
もみじの枝帯飾り
紅葉したもみじの枝の帯飾りを作りました。
小さな紅葉のパーツを使い、木の枝のようなコネクターにもみじの葉を配置し枝が垂れ下がる様子を表現しました。
大きさで言うと帯飾りというより根付くらいのサイズ感で小さ目なので大仰にならず、普段着物の帯にさっと付けられます。
画像の帯は枝付きの小さめの紅葉が描かれたものですが、その帯に帯飾りを合わせると遠景と近景のような立体感を出すことができます。
桜と楓、春と秋を一つにまとめた桜楓文のような通年着られる柄も、枝付きの紅葉をあわせれば、秋らしさを演出することができると思います。
他にも紅葉は組み合わせ文様として、流水柄と合わせると竜田川文様、鹿と合わせると花札の十月の絵柄にもある「鹿に紅葉」などいろいろありますので、ぜひ色んな組み合わせを楽しんでください。
もみじの根付 琥珀
当店で和小物を作り出した頃からあるロングセラー商品のもみじの帯留め。
ちょっと欠けた半月のようなフォルムにもみじの葉が入ったもので秋の定番商品なのですが、このシリーズ、ストラップは帯留めと同じ時期からあるのに、なぜか根付がずっとないままでした。
実は当店ではこういう「根付だけ作ってなかった」というシリーズが結構あります。
今更かも知れませんが、丁度機会を得ましたので根付を作ってみました。
琥珀を思わせるオレンジ色の透明度の高い樹脂に、表は金、裏は濃赤の紅葉が2枚、風で巻き上げられた様をイメージした金箔風の金色のフォイルと共に閉じ込めています。
帯留めもベーシックなデザインですので、根付もそれに合わせてごてごてと飾らず、濃赤の紅葉を思わせるプレスビーズを1つだけ添えました。
同シリーズの紅葉の帯留めと重ね付けしても馴染む仕様になっています。着用時期は、楓の葉は図案化された物でしたら通年お使いいただけますが、折角秋を思わせる琥珀色・赤・金の配色ですのでぜひ秋にお使い下さい。