2022年 3月更新の新作情報

今回の新作は、春から初夏、そして単衣の時期に着けたい季節のお品をアップしました。

すべて花のモチーフです。もう今年桜が咲いているところもあるのでアップが遅れてしまいましたが、ポップかつ大量のスワロフスキーが迫力ある桜の帯留めサイズ違い2点、それに続く季節の藤の帯留め、そして端午の節句にもアヤメとしても使える菖蒲の帯飾りと帯留め。梅雨の季節に着けたい紫陽花の帯留め2点です。

樹脂ならではのシャープさを活かしたものからハンドクラフト感あるものまでさまざまなテイストのお品が揃いました。

※ご注文者全員プレゼント「アマビエ根付」続けます。
一度アマビエご希望された方、2回目以降のご注文時もアマビエご希望して頂いても大丈夫です。

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ドットグラデーション桜帯留め

毎年何かしら桜のお品をお作りするのですが、今回は時期がずれて、もう桜の時期になってしまいました。

とはいえ図案化された形ですので、リンゴの花や海棠などバラ科の花として他の花に見立ててお使い頂いてもきっと大丈夫。網点(ハーフトーン)の原理で、ピンクの大小のスワロフスキーを白地の土台に規則的に配置することで遠目にピンクから白へのグラデーションに見えるようにしています。丁度マンガのスクリーントーンでグラデを表現する感じです。

ドットグラデーション桜帯留め 大と小斜めから
ドットグラデーション桜帯留め大 正面図
ドットグラデーション桜帯留め小 正面図

この花びらのグラデーションや花芯、総数61個のスワロフスキーのチャトンを一つ一つ手作業で張り付けているので、ポップなデザインでありつつ、輝きはなかなかの迫力です。大小のタイプがあり、石の数は同じですが、それぞれ印象が違うのでお好きなタイプをお選びください。


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ドットグラデーション桜帯留め大と小 横長画像

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菱形菖蒲の帯留め・菱形菖蒲の帯飾り

江戸切子のシャープな色合いやカットをイメージし、菖蒲の花を幾何学的にデザインしました。

端午の節句は別名菖蒲の節句とも言われ、桃の節句や重陽の節句と同じく五節の一つです。

菖蒲には薬効があり、古来から邪気を祓(はら)う力があると信じられていましたので、湯に入れたり家の軒に菖蒲を飾って邪気を祓うという風習も行われていました。
時代が武士が主役の時代になると、菖蒲は「尚武」や「勝負」に通じ、男の子の成長を祝う節句となっていったようです。

また薬草を入れた袋に房飾りを付けた薬玉も端午の節句の飾りものですが、帯飾りの方はこれをイメージし、菖蒲の花の下に色とりどりの糸でタッセルを作って下げました。ショウブの花の江戸紫色に寒色系の糸を使用したタッセルで、だんだん暑くなってくる季節に爽やかな印象を与えられれば…と思います。

菱形菖蒲の帯留め 斜めから
菱形菖蒲の帯飾り
菱形菖蒲の帯飾り 着画

商品説明にも書きましたが、端午の節句のみならず、文目(アヤメ)や杜若(カキツバタ)、そして6月頃に開花の花菖蒲(ハナショウブ)としても使えるので、意外と長い時期着けて頂けます。水に関係のある八つ橋や流水の柄があれば最強ですが、ストライプやダイヤ柄を八つ橋に見立てた柄遊びも楽しいと思います。

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菱形菖蒲の帯留めと菱形菖蒲の帯飾り 横長画像 

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藤一房の帯留め

藤と言えば、当店では藤のシリーズが帯留めからかんざし、ピアスと揃っています。
これらは当店が和小物を作り出したころからあるロングセラーですが、逆に今まで他の藤の商品がありませんでした。なのでこの藤のシリーズとは雰囲気の違う藤を作ろうと思い、彫刻のような雰囲気の帯留めを作りました。

藤一房の帯留め アップ
藤一房の帯留め 斜めから
藤一房の帯留め 着画

日本では藤は松竹梅菊と同じく格の高い花で、平安時代の有職文様から家紋までいろいろなバリエーションの藤があります。

あまり家紋そのままどーんというデザインにしたくなくて、シンプルな片手藤をアレンジし、藤の房が波打っているような流線形に仕上げました。水性樹脂のジェスモナイトを使っているので中間色の紫色で、渋めの紫で彩色し陰影をつけています。

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藤一房の帯留め 横長画像

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紫陽花ぼかし染め帯留め・紫陽花一輪帯留め

水性樹脂のジェスモナイトの特徴が生きている帯留めです。

紫陽花は日本原産の花で、そのせいか鮮やかな西洋の花と比べて微妙なグラデーションが湿気のある日本の風景に馴染む気がします。
ジェスモナイトの石のような自然物のような質感の上に、墨入れの要領で陰影やグラデーションを付けることで、日本の花らしい落ち着いた中間色を表現することができました。

紫陽花ぼかし染め帯留め アップ
紫陽花一輪帯留め アップ

ぼかし染め帯留めの方は、一房の花々の中に青と紫の2色を入れる事で紫陽花ならではの微妙なぼかしを表現してみました。

紫陽花一輪の方は、花一つの形に注目し、実物大にしてみました。つるんとした樹脂では表現しにくい細かな葉脈まで再現しています。
かなり小さめなのでさりげなくつけられますし、紫陽花を描いた染め帯と一緒にお使いいた時には柄に紛れ込ませて使うなど、だまし絵風の着こなしが出来るのではないでしょうか。

紫陽花の着用時期は袷と薄物の間、天候にも左右されやすい時期です。

雨の予報を聞いて急遽ポリの着物に変更したりすることもあるかも知れません。
でも季節の帯留めが1つあれば、着物の柄に関係なくいつでも季節感のある着こなしが楽しめますので、是非帯留めのお洒落を楽しんでくださいね。

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紫陽花一輪帯留めと紫陽花ぼかし染め帯留め 横長画像

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