藤一房の帯留め
商品番号:WA-632
藤一房の帯留め
晩春の花、藤を一房、帯留めにしてみました。
藤は生命力、繁殖力が強く、子孫繁栄などにも通じるためか家紋にも沢山用いられます。
そして藤原氏の影響で、日本の植物をモチーフとした柄の中でも格式が高く、そのぶんデザインのバリエーションも大変豊富です。
この帯留めは「片手藤」のような、一房だけの藤をアレンジして波打つような動きのある形にし、縦幅を抑えた小さ目のすっきりした流線形にしてみました。
水性樹脂のジェスモナイトの樹脂っぽくなく天然の石のような質感に、水彩画のような紫のグラデーションで彩色することで立体感を出しています。
商品番号WA-086の藤の帯留めのような、樹脂ならではの滑らかな質感・鮮やかな色合いとはまた違う手作り感のある仕上がりです。
装う時期は「写実的な藤は藤の策季節の少し前から散る前まで、デザイン化されたものは通年」というのがなんとなく植物柄を付ける時の共通の不文律になっている気がします。この帯留めは比較的デザイン化されているので通年でもいいような気がしますが、やはり春のお出かけに使えば季節を感じる装いになって楽しいのではと思います。
素材:ジェスモナイト・帯留め金具
サイズ:約43×20mm
本日ご注文頂いた場合の発送予定日は前後です
※ 長期休日(夏期休暇・年末年始休暇など)の前後は上記納期は適応されません。
納期・発送予定日のご説明
- その他
- 帯留めとは : 帯締めに通して使う着物用のアクセサリーです。見た目はベルトのバックルのよう。
帯締めや帯揚げは帯を固定する為の実用品ですが、帯留めはあくまでアクセサリーですので、ぶっちゃけると無くても着物姿は成立します。でも季節のモチーフを身に付けて季節感を表現したり、帯や着物の柄を引き立たせる小道具としての楽しみがあり、なおかつちょっと着物通に見えるお得なアイテムでもあるのです。