狼の帯留めシルバーブロンズ

空に向かって遠吠えをする狼の姿をモチーフにした帯留めです。

この品はお客様のリクエストによって生まれました。

日本語の「オオカミ」は「大神（おおかみ）」が語源であるといわれ、これは田畑を荒らす獣を狩る狼を山の守り神として神格化した「狼信仰」からくるものです。にもかかわらず、和の文様ではほぼ見かけないので、出来れば形にしたいと思い製作しました。ともすれば犬になってしまう造形を狼らしくするために細かく長い毛並みのモールドを施し、冬毛の狼のふさふさ感を表現してみました。

落ち着いたシルバーブロンズ色に、頭の周辺は藍色がかった色を彩色し、狼の2色の毛色風にしています。全体的に落ち着いたトーンですので、合わせる帯を選びません。月や風景柄、特に秋や冬を思わせる森林や山並みの景色を思わせる着物や帯と重ねれば、物語性がいっそう深まるでしょう。

特に月柄との組み合わせはニコイチ感があっておすすめです。

※一つひとつ手作業で仕上げているため、色合いや風合いが若干異なる場合がございます。

素材：ジェスモナイト・帯留め金具
サイズ：約25×45mm

※　長期休日（夏期休暇・年末年始休暇など）の前後は上記納期は適応されません。
納期・発送予定日のご説明

狼の帯留めシルバーブロンズと手彩色があります。