立体立雛の帯留め

2月下旬〜3月の桃の節句前後に使いたい立雛（たちびな）の帯留め。

元々は1000年以上前に人形（ひとがた）に自分の穢れや災いを引き受けてもらい、川に流して祓うというをする風習が雛人形のルーツといわれています。

時代の流れとともに家に飾るようになり、道具など装飾品が増えて豪華になっていきました。

立雛はひな人形の中でも原型に近い親王飾りだけのシンプルなお雛さまなので、着装した時に遠目にもお雛様とわかりやすく帯留めの形にするのにも向くと思いましたので、原型を制作し、ひとつひとつ手彩色の帯留めに仕上げました。

「松に藤」はアンティークのお雛様でよく見かける柄ゆきを基に、色合いもアンティーク風に製作しました。逆に「松竹梅」は、男雛と女雛を分かりやすく色分けし、現代のお雛様風の色合いにしてみました。帯留め単体で使ってもひな祭りの時期の装いとして成立しますが、梅柄を桃に見立ててみたり、流水柄と合わせて流し雛風にしたりと帯や着物の柄と組み合わせを楽しむことも出来ます。

素材：ジェスモナイト・帯留金具
サイズ：約27×37mm

※　長期休日（夏期休暇・年末年始休暇など）の前後は上記納期は適応されません。
納期・発送予定日のご説明