白い紙兜の帯留めと、近日更新予定の紙兜の帯留め(色柄物)
※紙兜の帯留め(色柄物)(仮名)は4月16日前後UP予定
今回の更新は季節物という事で、非常に少ない点数ですが
この時期に出さなきゃいけないだろう・・・ということで少数でもアップいたしました。
実はこの後、来週(4/15以降)同じく紙兜をモチーフにした色柄物も続けてアップします。
こちらはアクリル樹脂を使った、質感もイメージも違うものになります。
着物屋さんでは端午の節句を通り越して、多分もう単・夏物のお仕立ての真っ最中だと思いますが
当店はコーディネートの最後に添えられる帯留めなので、今の時期に初夏の物を出しても大丈夫かなと。
端午の節句の紙兜(折り紙の兜)を立体で表現した帯留めです。頭にかぶる時のように中央が山折りになった立体的な形にしてみました。
陶土の帯留めを作る時の原型は、スカルピーなどでもりもり粘土細工のように自由に作っていくのですが、今回は
形があらかじめ決まっている紙兜なので、かっちり作ろうと思い、模型制作に使うタミヤプラ板を使って原型を作りました。
なので作っている最中、白いこともありガンプラ作ってる感が半端なかったです。
型から抜いた時はぱっきりかっちり、角が立った感じですが、やすりで仕上げることにより、紙の兜の柔らかい雰囲気になっています。
色も紙兜なので、真っ白ではない少しオフホワイトがかった色になっています。
アクリル樹脂バージョンの方は、まだ完成形が上がっていませんが、一回り小さめで、普段あまり使用しない
ニュアンスのあるセルロイドのような質感の素材を使って仕上げる予定です。
写真では男の子の着物のようなくっきりした藍の格子に、鯉が滝を登り、登竜門を登った先に成るという龍を描いた帯にあわせ、初夏の雰囲気のコーディネートにしてみました。
菖蒲や鯉のぼり等々、特別初夏の柄の着物や帯がなくても、帯留めなどの小物をプラスすることで季節の装いを楽しむことが出来ます。