2025年 10月更新の新作情報

秋冬の新作をアップいたしました。

お客様のリクエストから生まれた狼の帯留め、そして月面の模様を彫刻した月の帯留め。
また少しですがお得な訳あり商品もございます。こちらは全て1点限りです。

実は約2年ぶりの新作更新になります。
私事で時間が取れず、新作も作れなかったのですが、時間が取れるようになってきましたので、少しづつ新作も出来ると思います。

鳥ライン


狼の帯留め

当店にはリクエストという制度があります。

オーダーメイドのような依頼ではなく「○○な商品欲しいな」というアイディアをお知らせ頂くと、

時間がかかったり無理だと思ったら作らなかったりしますが、商品化されても通常商品と同じ価格帯だったり、

そもそもデザインが気に入らなければアイディアを出したからと言って購入の義務もないという、自由かつ緩いシステムです。

このリクエスト制度によって生まれた商品は今までにもあり、この狼の帯留めも、同じ経緯によって生まれました。

日本語の「オオカミ」の語源は「大神(おおかみ)」であるという説が有力です。

これは、ニホンオオカミが害獣から作物を守る存在として畏敬され、神格化された「真神(まかみ)」として信仰されてきたことに由来し、

日本各地で狼信仰として今も受け継がれています。帯留めの造形では、狼のパブリックイメージである遠吠えのポーズにし、

ともすれば犬っぽくなってしまう造形を狼らしくするために細かく長い毛並みのモールドを施しました。

この細部の毛並みを表現するために、強度と可塑性を併せ持つジェスモナイトを素材に選びました。

水性樹脂で、石油系樹脂のような強度はありませんが粘土よりはずっと硬く、自然素材のような質感ですので生物を表現するのに適していると思います。

装いとしては、シンプルな無地や落ち着いた柄の帯に合わせると、狼のシルエットが際立ち、着姿に奥行きを生み出します。

月や風景柄、特に秋や冬を思わせる森林や山並みの景色を思わせる着物や帯と重ねれば、物語性がいっそう深まるでしょう。

特に月柄との組み合わせはニコイチ感があっておすすめです。

狼の帯留め手彩色
狼の帯留め手彩色 アップ
狼の帯留め手彩色 着画
狼の帯留めシルバーブロンズ 正面
狼の帯留めシルバーブロンズ アップ
狼の帯留めシルバーブロンズ 着画

狼の帯留めシルバーブロンズと狼の帯留め手彩色横長画像


「狼の帯留めシルバーブロンズ」商品ページはこちらから

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満月の帯留め

今まで「月夜猫の帯留め」「月に兎帯留め」「桜月夜の帯留め」等々、月のある帯留めはたくさんありました。

でも主役はあくまで猫やうさぎや桜で、月はどちらかというと脇役。今回の満月の帯留めは、月そのものを主役にしてみました。

月面の黒い模様やクレーターをリアル寄りに表現し、和風の月や図案化された月ではなく、天体としての月を表現してみました。

ジェスモナイトは細かな造形が出来る素材ですが、気泡が入りやすいという短所もあります。でもこの帯留めは月面なので、

気泡が入ったとしてもクレーターとして活かすことが出来ました。月のみのシンプルな帯留めですので、帯との組み合わせによって帯留めがより引き立つことと思います。

例えば、うさぎ柄の帯と合わせれば「月とうさぎ」という昔から親しまれてきた物語性のあるコーディネートになりますし、

霞文様や雲取柄の帯と合わせれば、雲間から顔をのぞかせる月を思わせる装いに仕上がります。また濃色の無地帯を夜空に見立てて合わせれば、

満月そのものの存在感が際立つモダンなコーディネートになります。シンプルゆえにお月見やハロウィン等、季節やシーンに応じて自由に楽しんでいただけると思います。

参考写真では、暈しの雲取柄に合わせています。

満月の帯留めアイボリー
満月の帯留めアイボリー アップ
満月の帯留めアイボリー 着画
満月の帯留めシルバーブロンズ
満月の帯留めシルバーブロンズ アップ
満月の帯留めシルバーブロンズ 着画

満月の帯留めシルバーブロンズと満月の帯留めアイボリー横長画像

「満月の帯留めアイボリー」商品ページはこちらから

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クリスマスリースの帯留

またSOLDOUTになっていたクリスマスリースの帯留を再販しました。

クリスマスリースの帯留
クリスマスリースの帯留 集合
クリスマスリースの帯留 着画



「クリスマスリースの帯留」商品ページはこちらから

鳥ライン

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